経営改善の進め方⑦ 売上総利益について

おはようございます。所長の山本誉です。

今日は日曜日。昨日の雨も上がって、どこかにぶらっと出かけたい感じですが、 緊急事態宣言下なので、今日も自宅で静かに過ごします(苦笑)。



さて、今回は、「簡易経営分析表」の項目にある


「売上総利益」について説明したいと思います。


●売上総利益


売上総利益(粗利益)とは、売上高から売上原価を差引いて算出される利益です。

売上高が減少すると、通常、売上総利益は減少しますが、売上高が減少しても、

売上総利益が増加することがあります。それは、売上原価(率)が下がった場合であり、

逆に言えば、売上総利益率(粗利率)が上がった場合です。


例として、売上高100、売上原価70、売上総利益30の状態を考えると、

売上原価率は70%、売上総利益率は30%となります。


ただし、売上高が90に下がっても、売上原価率も60%に下がり、

売上総利益率が40%に上がると、売上原価は54(90×60%)に下がり、

売上総利益は36(90×40%)となって増加します(下図参照)。











売上高と同じく、売上総利益が重要なのは、このような場合です。

つまり、販売単価を下げたが、販売数量がそれほど増加せず、売上高は下がった。

しかし、原価率(粗利率)の改善により、売上総利益の金額そのものが増加できれば、

企業に残る資金は増加するのです。


したがって、売上高の増減とともに、

売上総利益の増減(さらにいえば、原価率や粗利率の増減)にも

注視することが重要です。


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