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事業発展のポイント② 強みの発掘

所長の山本です。最近は、少し朝早く起きて(日の出前頃)、早朝の凛とした空気を注入したあと、

気持ちを切り替えて、その日の仕事のスタートを切るようにしています。


なかなか、毎日そんなに早くは起きられませんが、週3~週4くらいは行うようにしていて、

そういう日は、とても仕事も体調も良い感じなので、しばらく続けてみたいと思います。


さて、前回、このコロナ禍で、売上の大幅減少の直撃を受けた業種でも、

閉店・廃業せず、生き残っている企業やお店があり、そうしたお店に共通しているのは、

「圧倒的な強み」があることだと書きました。


しかし、

「『圧倒的な強み』と言われても、うちの会社(事業)にはそんな強みはないよ」。

そんな声が聞こえてきそうです。果たしてそうでしょうか。


よく、

「困難な課題解決の答えは、実は内部にある(社員がもっている)」

と言われますが、まさにその通りで、


会社の強みというのも、社内で深く掘り下げて熟考され、

その結果が、見える化されて、社内に共有されることはあまりないのです。


それは、経営者が2代目、3代目となるにしたがって、

「先代からの惰性で経営を漫然と行う」ことが日常化されているからです。


そこで、コロナ禍のような「ピンチ」こそ、

社員全員参加型のような、幅広く末端の現場社員の声も吸い上げるような形で、

「SWOT分析」や「KJ法」、「ビジネスモデルキャンパス」などを使って、

「強み」を掘り下げ、を見える化、社内共有化するようにし、

「自社の強み」について共通認識をもつことが重要です。


つまり、全社員の意見を吸い上げ、議論を尽くし、

「強みの原石」を掘り当てるという作業が必要なのです。


また、「自社の強み」と言えるようなものがなければ、

「自社の強みになりそうなものを育てていく」

ということが必要になりますが、それが「磨き上げ」と呼ばれるステップです。(続く)



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