ビジネスの創り方⑪  「ビジネスモデル」の構築ステップ8

こんにちは。所長の山本誉です。

今回のブログも、「ビジネスモデル」の構築ステップのうち、

「ビジネスモデルのタイプ」について引き続き説明したいと思います。



4.その場で、「物」を交換するのか、後日引渡しにするのかなど、

  「物」の引渡条件を決めること


この、

「その場で、『物』を交換するのか、後日引渡しにするのかなど、

『物』の引渡条件を決めること」

については、現在でいう「支払条件」「納品日」などに関連します。


このことを考えると、以下のようなパターンが考えられます。


イ)自分の「物」を渡す前に、相手の「物」をもらう

ロ)自分の「物」と相手の「物」を、同時に交換する

ハ)自分の「物」を渡した後、相手の「物」をもらう


ここで、上記イ)~ハ)のパターンは、

イ)がこちら側にとって一番有利な引渡条件となり、

ロ)からハ)になるにしたがって、不利になっていきます。


その理由は、


・先に相手の「物」をもらえば、相手の「物」に欠陥がある場合に、

 自分の「物」を引き渡さないことができる

・そして、とくにイ)の場合、自分の「物」を引き渡すまでの間に、

 自分の「物」と、相手から受け取った「物」の両方を利用できる


 といったことがあげられます。

 ビジネスにおいては、この「引渡条件」はとても大切であり、

 また、この条件の決め方如何により、

 「稼ぐビジネスモデル」を構築することが可能になります。



5.交換した「物」に欠陥があった場合の対応


次に、「交換した『物』に欠陥があった場合の対応」についてです。


これは、「物々交換」において、

交換した自分が相手に渡した「物」に、「欠陥」があった場合、

相手が納得するような誠実な対応をしないと、

その相手は、次回から、交換に応じてくれなくなる、

つまり、「取引してくれなくなる」可能性があります。


「一見の相手」に対し、

「売り逃げ」してしまうような悪徳商法は別として、


「ビジネス」として、事業を「継続的に」行うためには、

こうした、商品やサービスの「欠陥」に対しても、

上手く対応して、取引を継続的・好意的に、相手に行ってもらえるように、

その「ビジネスモデル」の中に組み込んでおくことが、

とても大切になります。



さて、これまで、「物々交換」という、

「ビジネス」の原点となる取引について、

いろんな角度から考察してきましたが、


この、物々交換からだけでも、

ビジネスやビジネスモデルを考えるにあたって、

とても参考になることがあったのではないでしょうか。


ビジネスとは、究極のところ、

この、自分や相手のどちらかが、

「物」を交換する代わりに、

「お金」という「道具」を使って、

「取引」の利便性を高めたものだと言えます。


そこで、次回以降は、「お金」の介在する、

現在の「ビジネス」や「ビジネスモデル」について、

考察していきたいと思います。



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