事業発展のポイント③ 強みの磨き上げ

所長の山本です。最近は、コロナ下にも関わらず、季節的に仕事が多忙で、かつ、電車で移動しなければならないことが多く、コロナ下のリモートワークで「なまった体」の移動疲れと、睡眠不足で少し疲れ気味です。


しかし、適度な忙しさというのは、メンタル的にはいいように思います。

「小人閑居して不善をなす(しょうじんかんきょしてふぜんをなす)」

という、ことわざもありますが、

「つまらない人は、暇を持て余すとろくなことをしない」という意味でまさに私のことです(苦笑)。

そのため、絶えず適度な忙しさの中に身を置いていたいと思います。


さて、今回は「自社の強み」をなり得るものをどうやって育てていくのか、

「強みの磨き上げ」

について思うところを、これまでの経験に照らして書いてみたいと思います。



まずは、「自社の強み」になりそうなものを、

「SWOT分析」や「KJ法」、「ビジネスモデルキャンパス」などを使って拾い出す、

ということを書きました。


そして、その中で重要なのは、以下の3つの視点から検討してみることです。


1.自社の強みと思う商品、サービスがお客様の利益に合致し、認知に値するものを持っているか?

2.その強みは、競合他社に比べて本当に優れているのかどうか。差別化要因となりうるか?

3..その強みは、まったく新しい分析にも応用することが出来るかどうか?

 

以上の3点を切り口に、「強みの磨き上げ」について考えてみましょう。



●強みと思えるものを本当の強みにするには

 強みと思えるものを本当の強みにするには、以下のような項目に留意し磨き上げていきます。


1.具体的に掘る下げる

たとえば他社に比べて品質が良いというのは、具体的にどのような品質、性質が良いのか?

他社に比べてどの程度良いのかというように、小さな強みについて特徴が明確になるまで

具体的に掘り下げる事です。掘り下げできないものは、強みとは言えません。

 

2.市場を絞り込む

競合する商品、製品あるいは競合他社がなくなるまで絞り込んで見ます。

また、「地域では自社だけである」といったことでもよく、このレベルまで絞り込んでいきます。


3.本当の強みに磨き上げる

例えば、自社の価格が、他社より安いのであれば「なぜ自社は安く販売できるのか」を分析し、

さらに低価格で仕入れられる方法を開発するといったことを行います。


4.お客様から見てどうかを検討する

自社では、強みだと思っていても、お客様から見れば当たり前だとか、お客様の関心事ではないといったケースがあります。

例えば、性能が非常に良いと思っていても、お客様は性能より価格を重視している場合があります。

従ってこういったミスマッチがないように、お客様の目で見直す必要があります。

 

5.自社の強みを自社を取り巻く環境と組み合わせて見る

自社の強みがビジネスチャンスになる環境要因は何なのか?

逆に自社の強みがビジネスに悪影響を及ぼす環境条件は何なのか?

十二分に整理して見る必要があります。

即ち、自社の強みは、弱みと裏腹の関係にあることを自覚すべきなのです。


以上のことを検討・実践し、「小さな強みの芽」を「本当の強み」に磨き上げていくのです。

この作業は、実際には「言うは易く行うは難し」で容易なことではありませんが、

これを継続的に行っていかないことには「圧倒的な強み」をもった継続・発展会社(事業)を

構築することはできません。


日々、このことを意識し、少しずつでも実践しながら、

「圧倒的な強み」を作る「磨き上げ」を行っていきましょう。



【お知らせ】

著書「手元資金を増やす中小企業の経営改善の進め方」が、

昨年1月14日に中央経済社から出版され、おかげさまで昨年9月に3増刷されました。

全国の大型書店やAmazonで購入できます。是非ご一読ください。


(下の画像をクリックするとAmazonの紹介・購入ページが開きます)


閲覧数:26回0件のコメント

最新記事

すべて表示