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事業承継の進め方⑱ 会計知識2 経営と会計

こんにちは。所長の山本誉です。

首都圏、関西圏を始め、全国的に拡大している「感染第4波」は、

とどまる勢い知らず、という感じですね。

ワクチンの接種も始まりましたが、全国民に行き渡るまでには、

まだ少し時間がかかりそうですね。

厳しい社会・経済情勢ですが、とにかく、希望をもって頑張りましょう!



さて、前回から、このブログでは、経営者向けの、会計の基本的な知識について

書いていますが、今回はその続きです。


2.会計とは

会計とは、企業など経済主体の経済活動を会計帳簿に記録し、

株主や債権者等の利害関係者に、その財政状態や経営成績を報告することをいいます。


(参考)「財政状態」→貸借対照表、「経営成績」→損益計算書



ちなみに、その利害関係者に対する会計情報の報告は決算書(財務諸表)を通じて行なわれ、

経済活動(取引)を会計帳簿に記録することを簿記といいます。


決算書は、その会計帳簿に基づいて作成され、また、会計帳簿から財務諸表を作成するに

あたっては、企業会計原則等に則って行われることが必要とされます。



会計帳簿(簿記) ⇒ 企業会計原則等(会計のルール) ⇒ 財務諸表(決算書)



○会計の分類

会計は、大きく、財務会計と管理会計に分けられ、一般的に会計と言えば、

財務会計を指します。


・財務会計

 企業の経済活動の内容とその結果を、企業の外部利害関係者に報告するための会計。

   ⇒ 株主や債権者など、外部利害関係者に報告する目的で作成


・管理会計

 企業内部の利害関係者に、経営管理に役立つ会計情報を提供するための会計。

   ⇒ 経営者や、製造・販売・管理部門の判断に役立てる目的で作成



 【参考】 財務諸表の種類について












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