所長の山本です。最近は、コロナの感染、寒さに加え、いよいよ花粉も飛び始めたようで、体調管理にはかなり気をつけなければいけない時期になりましたね。皆様もどうぞ体調管理にはお気をつけください。 さて、今回のブログからは、中小企業経営の押さえておくべきポイントについて、自身の経験も踏まえて、書き綴っていきたいと思います。
●企業経営とは
中小企業に関わらず、個人事業主から大手上場企業までが、事業の「経営」を行っています。
しかし、普段よく使うこの「経営」という言葉を真に理解して、正しく事業を行っている企業は、
いったいどれくらいあるでしょうか。
この「経営」という言葉の意味するところを真に理解できないまま事業を行うと、
最悪、経営破たんするということになります。
とくに、2代目経営者などで、しかるべき経営者教育も受けないまま、
いきなり先代から事業を引き継いで「経営」を行うことになった場合などは、
経営破たんの危険性が高まります。
したがって、経営者になるのであれば、そもそも「経営とは何か」ということを、
正しく、深く理解していなければなりません。
●経営について考える
それでは、経営について考えてみましょう。
私は、経営とは以下の4つを実践することだと思っています。
① 経営とは、経営者の理念を実現するもの
② 経営とは、商品やサービスを通じて、お客様や社会に貢献すること
③ 経営とは、その事業を継続するため、経営資源を最大限有効に使って利益を出すこと
④ 経営とは、社員や取引先、株主などの利害関係者に、利益を還元するもの
そして、この4つを意識することが、「経営」を真に実践することになると思っています。
次回以降では、この4つについて、詳しく説明していきたいと思います。
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